跡(2018)
インクジェットプリント5枚
日常生活における人間の所作の跡を撮影した, 「人間の痕跡」がテーマの作品である。痕跡による人間の「不在」から「存在」を感じてもらいたいと考えて制作している。
人が何かしたのちに残されるその「痕跡」はある程度の時間が経つか, 次に人がまた手を加えると消えてしまう。しかも人はその所作(行為)の方を目的としているため, そののちにできる「痕跡」に注目することは多くないと思われる。
そのような気づかれにくく儚いものだからこそ, 写真に写すことではじめて 「確かにそこに存在した」ということを知ることができると考える。
